いつも息子の大くんには大きく羽ばたいてもらいたいと願っています。
そんな大くん、夏休みに新たにチャレンジをしました。
これって、大人になってすごく大切な能力です。会社なんかではこれをプロジェクト・マネージメントといって、それだけで部署が存在しているくらいです。
それを練習するために、夏休みのお出かけ先を自分で決めてもらい、予算内に実行してもらう事にしました。
もくじ
どこにお出かけしたいか、自分で計画を立てる(時間、お金) 余ったお金は自分のもの
夏休みを利用してお出かけ。普通だったらどこに行きたいか聞いて、そこまでの経路を調べてあげる。でも、今回はちょっと違います。今回のスケジュールは全部、大くんに決めてもらいます。
- どこに行きたいか?
- そこに行くまでの交通手段(電車?車?)
- スケジュール作成(何時に出て、何時に着いて、何時までそこで遊ぶか)
- それにかかる費用
それだけだとプレッシャーなので、その費用を見積もったら若干多めにお金を渡します。そこで
と言う事にしました。大くん俄然テンションあげあげです。
計画を立てる
さあ、いざ計画を立ててもらいました。
どこに行きたい?
まずは行きたいところ決める。Googleにて「お出かけ先」を特集しているホームページ検索。プールや、アスレチック、遊園地。楽しいことがいっぱい。ありすぎて困っていましたが、迷った挙句にプールアトラクションがある場所に決めました。そこで
- 入場料はいくら?
- 営業時間は何時から?
- どんなアトラクションがある?
なんかを調べます
どうやって行く?
行き先が決まると、Google Mapで交通手段を決めてもらいます。車の方が早かったのですが、夏休みの渋滞を見越して電車で行く事にしました。もちろんその際の交通費をメモります。
- 交通手段は?(車、電車?)
- それにかかる費用は?
スケジュール表作成
大体の予定、費用がわかったらスケジュール表を作ってもらいます。簡単にメモ書きでこんな風に作りました。もちろん実際は手書きです。
時間 | やる事 | お金 |
9:00 | 家発 | |
9:15 | 〇〇駅発 | 350円 |
9:30 | ××駅着 | |
9:45 | △△遊園地着 | 2500円 |
予定金額を事前に渡す
予定が立って、大体いくらくらいお金がかかるかわかったら、予定より若干多めの金額をまとめて渡します。今回の予算は9,000円。
小学生低学年の大くんにとって、それは大金。そんな大金を渡されて、
スケジュール表を握りしめていざ実行→早速予定がくずれる
お出かけ当日。
大くんは予定表を握りしめて当日から緊張モード。普段は急かされないと準備しないのですが、この日だけは時間どおり予定をこなすために積極的に準備。それだけでも、これをやった効果はあると思いました。
そんな中、若干出発が遅れて予定していた電車に間に合わず、一本遅らせる事になりました。
とプチパニック状態。でも、これって大切な勉強です。
なんとか次の電車に乗って、若干の遅れはあるものの無事予定が進みました。
予算どおりうまく実行で、臨時お小遣いゲット 子供相手に駄々こねたくなった・・・
大くんに予定をやってもらって面白かったのが、お金の使い方。
いつもだったら、大くんが「あれ買って、これ買って」とお願いする立場が普通。でも今回お財布を握っているのが大くん。なので、親の方が逆に大君に「あれ買って」とお願いする立場。
買い物をお願いすると、大くんは何も言わずただただスマイルで買ってくれませんでした・・・。結構シビアでした。
そんな感じで、お財布をギスギスに締められて1,000円ほどお金があまり、見事に大くんが臨時お小遣いをゲットしました。
まとめ
若干のトラブルはあったものの、その日うまく計画が進み大くんも自信になったとか。しかもお小遣いをゲットで超ハッピー。
- 自分の立てた計画なので自分で率先して準備する(逆に急かさせれるくらい)
- 計画どおり行かなかった時の柔軟性が養われる
- ムダ遣いが減る(残金は自分のお小遣いになるので使い方にはシビア)
- 金銭感覚が養われる
こうして国内日帰り旅行を何回かこなして、今後は
- 国内宿泊旅行
- 海外旅行
とステップアップして、大くんにプロジェクト・マネージメントの腕を磨いてほしいと思います。