まとめブログでまとめたとおり、早期退職からの転職をしました。
前職を辞めて、転職先の仕事が見つかる前に今にしかできないことをやろうと考えました。その一つが無呼吸症候群の対策です。
最初は嫁に「いびきがうるさくて、呼吸が止まっているようだよ」と指摘されました。そして、病院に行ってみると「無呼吸症候群」に見事にも当選。その事の顛末をまとめました。
もくじ
眠れない:怖い夢を見て目覚めると息が切れている
転職する間際、前職での仕事がうまくいってなくなかなか寝付けない日々を送っていました。寝付いたとしても眠りが浅く、次の日も寝不足感満載でした。
それだけではなく連日、嫌な夢を見ることが多くありました。追いかけられる夢、嫌な思い出、実際に起きたら最悪な出来事などなど。そして、起きると肩で「ハァハァ」息をしている。すごく苦しい状態でした。
もともと子供の頃からアレルギー性鼻炎持ちで、常に鼻が詰まっている状態でした。なので、

大した解決策もなく、徐々に寝るのが怖くなるところまで来ていました。
嫁「寝てる時、呼吸止まっているよ」:まさか自分が無呼吸症候群?!
ある日、嫁から、
と指摘されました。いびきは申し訳ない。それに息が止まっているとなると、なおさら怖い。そこでWikipediaで調べてみると
- 就寝中の意識覚醒の短い反復、およびそれによる脳の不眠
- 頻回の中途覚醒
- 集中力の低下
- 睡眠時の無呼吸状態
- 激しい鼾(いびき)
- 夜間頻尿(2型糖尿病になりやすくなる)
- 起床時の頭痛
などなど
まさに症状が当てはまりました。
病院で検査:そして検査を勧められる
自分自身、高血圧も持っていたので、このまま放置したらまずいなぁと実感しました。それからしばらく放置しましたが、転職までの時間に徹底的に身体も直そうと思い、意を決して病院に行きました。
病院を調べて、大きめな病院の内科に行きました。するとお医者さんは、
と・・・。そして検査を勧められました

病院検査:簡易検査から検査入院で「無呼吸症候群」確定
検査入院と言っても大げさなものではありません。
簡易検査:「ほぼ間違いなく無呼吸症候群ですね」
まずは病院で手首に巻く小さい計器を貸してくれました。ちょうど手首に巻く大きめの腕時計みたいな感じでしょうか。それを家で寝るときに付けて一晩寝ます。すると翌日にその計器がどれくらい呼吸していた、止まっていたかを測ってくれました。
検査入院:計器だらけでミイラ状態に
そして検査入院。検査当日、夜8時くらい受付を済ませて個室に案内されました。ベット1つのシングルルーム。そこで身体中に吸盤の計器をつけられ身動き取れない状態に・・・。この計器をつけたまま、いつもと同じ様に寝てくださいっと。無理でしょ!

寝つきは悪かったものの、なんとか寝付くこと11時頃。でも、結局いつもと勝手が違い朝4時頃に起床。直ちに看護婦さんを呼んで計器を取り外してもらいました。
結果、めでたく正式に「無呼吸症候群」を認定してもらいました。症状としては、
- 最大2分半、息が止まっている(意識したってそんなことできない!)
- いびきの音は横綱級(嫁が文句言うのも無理ないです。すみません)
選択肢:マウスピースかマスク?
正式に「無呼吸症候群」に認定されると、じゃあどうしましょ。選択肢は主に2つ。
マウスピース:しゃくれで固定・・・
この場合はマウスピースを専用に作るとのこと。ただし、寝るときに下顎を出した状態で固定して呼吸軌道を確保するとか。簡単にいうと「しゃくれ」を固定して息をしやすくすること。しかも、改善はあまり期待できないし、下顎も出てくる可能性があると。


マスク:重病患者みたいでやだな。でも慣れると手放せないと勧められ・・・
次に提案された方法が一番一般的な方法。寝るときにマスクをつける。最初にこの話を聞いたとき、

などお医者さんに愚痴りましたが
そこまでお医者さんに言われると飲まざるをえない。マスクをする事にしました。
(写真:使用しているフィリップWebから)

マスクをつけて:最初は空気がお腹にたまりゲップ。慣れると「何年振りの快眠!」
無呼吸症候群のマスクは「CPAP(=シーパップ)」と言われています。実際につけてみると、
こんな状況が続きました。3ヶ月は苦しみました。付けたり外したり。でも徐々に慣れてきました。そして、うまく言った日は快眠。

こんなに気持ちいい目覚めは何年ぶりだろう!
まとめ
ということで無呼吸症候群の発症からマスク導入までもまとめてみました。いまではマスク手放せません。大きくて、邪魔になりますが、出張でもいつも持って行っています。
