私は幸運にも台湾で駐在する機会がありました。(詳細はまとめブログで)
その際、台湾で息子のたいくんを出産することになりました。(こちらも詳細はこちらのブログで)この記事では出産後、嫁が産後のケアセンターに入った時のお話をします。
中華系では「産後の肥立ち」を日本よりもしっかりと考えて、出産後に「産後ケアセンター」に入れることが一般的なようです。うちの嫁もそこでお世話になり、結果として至れり尽くせりの
産後の肥立ち:中華版(台湾版)産後の肥立ちはより厳格?!
日本にも「産後の肥立ち」という言葉があります。「産後の肥立ち」をWikipediaで調べてみると、
と書いてあります。つまりは出産後は身体の回復に集中するため、生活に気をつけましょうとのことです。
そして、その「しきたり」や「迷信」は場所によって様々です。例えば、中華系の友人から聞くと
- 髪を洗っちゃダメ(体が冷えるから?)
- 冷たい水、食べ物は口にしちゃダメ(これも体が冷えるから)
- 縫い物をしない(針が危ない?迷信的なもの?)
- 泣かない(心身ともに落ち込むから?)
などなど。
かなり徹底しているなとのイメージも。特に「髪を洗っちゃダメ」と言うのは、昔の家の構造上、洗面所と居住区が離れており、濡れた髪でその距離を移動していると風邪のリスクがあるとの理由だとか。それだったらもう、関係ないのではと思ったりもして。
日本の友人に聞くと、産後1−2週間で普通の生活をしているなどかなり文化的違いもあるようで・・・。
産後センターでの入念なケア:赤ちゃん対応まで教えてくれる!
そんな中、台湾で出産に備えていると、台湾の友人から
と勧められました。聞いてみると、
- 台湾では出産後、産婦人病棟を2−3日で退院する
- その後、妊婦は病院と直結した産後ケアセンターで身体を休めることができる
- 3食付き。しかも食事は体調回復に良いものを提供してくれる
- その間、赤ちゃんは病院が面倒を見てくれる(もちろん会いたい時に会える)
- 滞在の間に、赤ちゃんの世話の仕方、お風呂の入れ方等、色々教えてくれる
- 期間は個人次第。一般的に産後2週間から1ヶ月滞在する人が多い
と至れり尽くせり。ただし、お値段はホテル並み。意を決して私は会社からいただいた出産補助費を全てつぎ込み、産後ケアセンターにお世話になることにしまた・・・。
実際に産後センターに入って:至れり尽くせりの日々
出産後、2日入院して産後ケアセンターに移りました。移ったと言っても病院と隣接しているのでエレベーター荷物を持って移動するだけ。
お部屋に入ってみると、個室でベットが真ん中に置いてあり、バストイレつき。ホテル並みの設備にびっくり。すこぶる快適とのことでした。
(部屋の風景:ちょっと荒れていますが)
食事は身体に良いとされているもの。中華的な考えで身体を温める食材を使っているとのこと。うちの嫁は、黒豆茶にはまっていました。バランスの良さそうな食事です。
そして、赤ちゃんブースを望む嫁。赤ちゃんは普段ブースにいますが、お願いすれば連れてきてくれて添い寝もできます。
赤ちゃんのお風呂入れ方もしっかり教えてもらいました。
まとめ
結局、嫁は出産後1ヶ月この産後ケアセンターでお世話になりました。お陰で体もしっかり回復できたとのことです。