うちの息子には大きく羽ばたいてもらいたいと思っています。そんな子育てをまとめたのがこちらのブログです。
そんな息子のたいくんは少年サッカーをやっています。そんなは父親の私が野球をやっていたせいか、たまに野球にも興味がある様です。ある日、
と言ってきました。自分としては嬉しい申し出ですが、実際問題うちのチームは「少年サッカー」と「少年野球」の掛け持ちは基本的にできません。練習で忙しいからとか色々な理由があるかもしれせん。
でもアメリカなどはクラブの「シーズン制」を導入しており、夏に野球、冬にサッカー所属なんていうのが普通です。今日はそのスポーツ掛け持ちに対する考えをまとめてみたいと思います。
日本:1つ(種目)の習い事に真っしぐら 「道」を極める文化?
大抵、日本での子供たちが所属するスポーツクラブは、一種目に限られています。サッカーチームに所属しながら、野球チームにも掛け持ちなんてあり得ないですよね。
そんな事していたら、
違う種目の練習している暇があるなら、本来の種目をもっと練習しろよ
と言われるのがオチです。そしてその考えに疑問を思う人もいないのではないでしょうか。
通常の日本の考えでは、
との教えが一般的ですよね。
今回のケース。同じスポーツでもない「サッカー」と「ピアノ」。あまりかち合っていないと思われる習い事でも、お友達には違和感があったようですね。
アメリカ:シーズン制でいつかの種目をやる そこから自分にあった種目を探す
ではアメリカではどうでしょうか?私の友人に聞くと、大抵のアメリカの子供達は複数の競技に触れています。聞いたところによると、
夏に所属:野球、テニス、ラクロスなど
冬に所属:サッカー、ホッケー、バスケなど
シーズンに分けて、色々なチームに所属しているとのことです。これにも、加えて音楽、文化的な習い事もよくあることで。
いずれにしろスポーツに関してだけでも、このようにシーズン制にして色々なスポーツに触れる事により
- 子供が純粋に楽しいと思った種目に所属できる
- 子供の適性に合った種目に、触れられる機会を増やす
との事です。
こいった場合は個別に専門のユースクラブに所属して、プロ顔負けの専門的なトレーニングをやるとの事です。まあ、ここまでいくとかなり限られた素質を持っている子供に限られてくるわけです。
この考え方って就職感にも似ている?
これって、子供のスポーツに限らない事ではないでしょうか?例えば就職。
今でこそ終身雇用も徐々に薄れてきましたが、
- 一度就職したらその会社で退職まで全うしよう
- 辛いこと、苦しいこともあるかもしれない でも歯を食いしばってその会社で頑張りなさい
- 給料もらっているから辛い事があるのは当然
という考えは一昔前は圧倒的に支配してきたと思います。例えその会社が、学生時代によく知らずなんとなく決めた会社であっても。
そういった考えが子供のスポーツにも、同じ物差しで図られているように思えてしょうがないです。
まとめ
- 日本は一つの事を極めるのが美徳
- それに一発で出会えたならその人はラッキー
- 出会えなかったらイヤイヤ続けなければいけない?
- とりあえず色々体験してみる
- そこからあったものを探す
との考え方に分けられるのではないでしょうか。
これに対して良し悪しを言うつもりはありません。個人の考えです。ただし、私としては
というのが私の願いです。