子育てまとめ記事でも書きましたが、私には小2の息子がいます。その息子には自由に「枠にはまらず、大きく羽ばたいてほしい」と願っております。
そんな息子には、学校のお勉強だけではなく実際の社会にでも役立つ「実務的なお勉強」をしてもらいたいと思っています。じゃあ、「実務的なお勉強」って何?という事でそのひとつを紹介します。
そのひとつが、ゲームの「SimCity (シムシティー)」をやらす事です。
と言う方もいるかもしれません。では、シムシティーをして実際にうちの息子が学んだ事をまとめてみます。
もくじ
そもそもSimCity(シムシティー)って何?
ではそもそもシムシティーって何?
公式ホームページにはこう書いています。
とあります。
簡単に言うと、「自分が市長になって町を作り上げて、大きくしていきましょう」というゲームです。その町を大きくするときに、
- 市長として税金をどう使うのか?
- 町が大きくなると直面する問題(人口問題、発電所、水道局設置、道路の拡張などなど)を解決する
をゲームで体験するものです。
ちなみに、携帯版では無料でダウンロードできます。あまり熱を入れすぎて、ゲームを早く進めようとすると課金する人もいるかもしれませんが、基本的に課金しないで充分楽しめます。
(シムシティー公式ホームページより)
市長のお仕事:税金を使って何するの?
じゃあ、そのシムシティーで市長になって何をするの?
まずは、
- お家を建てる
- 道路を作る
事から始めます。この家と道路を少しずつ大きくしていくと、人口が増えて町が大きくなっていく仕組みです。そして町が大きくなっていくと、それに伴って公共施設(警察、消防署、学校)やライフラインの整備(水道局、発電所など)を作る必要が出てきます。
その道路や公共施設を作るのには、税金を使います。その税金も、町が増えて人口が増えると税収も増加します。
そこでうちの息子は学びました。
「都市問題」ってなあに?実感しながらお勉強
そうやって、町を大きくと市長は色々な問題に直面します。それがまさに「都市問題・人口問題」です。
生きていくためにはライフライン:発電所・水道局・ゴミ処理場などを設置
まず人口増加に伴って、ライフラインを整備する必要があります。そこで、発電所、水道局、ゴミ処理場などを作っていかなければなりません。
これらを作るのには、税金を集める必要があります。その発電所にも色々種類があって、それぞれの種類の発電所によって何人分の電力をまかなえるかが決まっています。例えば、
- 火力発電力:設置価格は安め。そこそこの電力をまかなえるけど、周りに住んでいる人に公害を撒き散らす
- 風力発電:設置価格は高め。あまり電力は強くないけど、公害は起こさない
- 原子力:設置価格は超高め。電力は強く、公害をまき散らさない
(この設定にはご意見があるかもしれませんが・・・)
などです。こうやって、息子は自然と
学んでいきました。水道局やゴミ処理場にも似たような設定があります。
発生する公害そして渋滞などから「都市・人口問題」を学ぶ
そして、火力発電所やゴミ処理場を設置すると近隣に住んでいる人から苦情がきます。苦情を処理するために、ゴミ処理場を引っ越したり対策を打たないと人口が減っていく仕組みです。
そして人口が増えると、渋滞が発生。道路を1車線から2車線にするなど道路拡張が必要になってきます。
そこで市長は税金を使って対策を打っていきます。これってまさに「都市・人口問題」の解決ですよね。
さらに人が増えたら公共施設も:警察、消防署、学校が必要
さらに人口が増えると、住む人たちの治安などを守るために警察、消防署を建てる必要があります。そしてもちろん学校も。こうして、税金の使い道に優先付けをして、市長として町を運営していくゲームです。
憩いの施設
そして人々の憩いの場所、公園、エンターテイメント場所である野球場、サッカー場なども必要になってきます。
まとめ
こうして、ゲームで体感しながら、
- 市長のお仕事
- 税金の仕組み、使い方
- 都市問題と解決
を楽しみながら学べます。

と思います。ぜひ試してみてください。