中国式テーブルマナー:飲んだら徹底的に自分をされけ出そう!

海外生活まとめ記事でも触れたとおり、幸運にも私は中国3年、台湾4年と中華圏7年過ごす機会がありました。

そんな中、強烈な印象だったのが中国での飲み会。特に仕事相手との会食。最初は何もわからず周りをキョロキョロしながら見よう見まねで、色んな事を学びました。そんな自分が学んだ「中国式テーブルマナー」をご紹介します。

飲むんだったら徹底的に飲む そうでなかったら一滴も飲まない

北京から上、特に東北地方などはお酒が強めの人が多い。さすがに最近の若手や、上海以下南部の地域は変わってきましが、特に北京より北でお客さんと会食するときには要注意でした。

あささ
北京から北で会食がある時は覚悟を持って臨んでいました・・・

さすがに飲めない人には強制しません。その時は、飲み会の始まりに素直に「飲めません」と言いましょう。ただ、一度飲み始めたら、もう後はとことん付き合うしかありません

自分で皿を洗う(広東省など南中心)

広東省とか南で気をつけなくてはいけないのが、食事の初めに自分でお皿、箸などを洗うこと。お茶を入れる風のポットにお湯が入っているので、周りの人の動作を真似ながら洗ってください。

現地の人に聞くと、どうやらこの風習2003年のSARS大流行から始まったとか。

日本人からすると、「そんなのお店で綺麗に洗ってから出してくれよ」と思いますが、目の前で自分が洗うのもサービスの一種だとか。理解しがたいですが・・・。

一人で飲まない 目を合わせて一緒に飲む

そして、お酒を飲むときは、決して一人で飲まず、杯をあげて誰かと目を合わせて飲みます。普段日本では自分のペースで飲んでいるので、こう他人を誘い誘われで飲むのも最初は苦痛でした。

盛り上がってくると、「白酒」というアルコール度数50度以上のツワモノのお酒が登場します。こうなったら、小さいおちょこに入れて、杯を開けるのが基本。もう、場は荒れてきます。

ちなみに、私は中国で初めて会食した時は全く中国語がしゃべれませんでした。わかるのは「ニーハオ」「謝謝」「乾杯」くらい。そしては周りは、一切日本語、英語が通じない世界。こうなったら「乾杯」しまくるしかないと、腹をくくり撃沈した思い出があります。

腹をくくって白酒を飲んでいたせいか、中国の顧客から

中国顧客
白酒が気に入ったみたいだな

っと、褒められたまでは良かったですが、翌朝空港で

中国顧客
お前の大好きな白酒、お土産で持っていけ。特にアルコール度数の高い70度の白酒用意したぞ

と渡された時には、苦笑いしかできませんでした・・・。

円卓中心の回すテーブル 気を使う

中国では5人以上の会食のとき、大抵円卓に座ります。

そして円卓の真ん中には、くるくる回るターンテーブルが。ここに料理を置いて、みんなで取れやすくする優れものです。でも、これを回す時は周りを確認してください。他の人も同時に回そうとして、気まずい時があります。

あささ
便利なんだけど、慣れてないない難しいんだよね。

飲んでからの価格交渉

お酒も入って、完全に酔っ払った時、突如相手側が真面目な顔になって「価格交渉」が始まる時もありました。

あささ
おいおい、完全に酔っ払っているのに、仕事な話するなよ。ましてや価格の話なんか冷静な判断力ないよ。

と心の中でよく愚痴ってました。当初は適当にな流していましたが、慣れてくるとこういう事態を予測して事前に譲歩できる条件を頭に入れてから飲んでいました

腹を開いて、自分をさらけ出す!

何よりも大切なのは、自分をさらけ出すこと。一度飲み会をして、一緒に酔っぱらうと相手との距離がぐっと縮まります。相手も、自分をさらけ出してきます。

そこから、築く人間関係って大切です。

まとめ

ということで、自分の経験した「中国式テーブルマナー」をまとめました。

一言に中国といっても広いので全ては当てはまらないかもしれません。また、世代ごとにこの風習も変わってきています。特に若手年分の方々はあまりをお酒を飲まないとか。

そういった、ことを考慮しつつ参考にしてみてください。

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