転職面接での流れ、質問… そして不採用:そこからの学び

【type転職エージェント】

以前、早期退職決断に至るまでの時系列をまとめて記事にしました。

ここでは、実際に面接に受けて失敗をしてきました。その時の失敗のまとめと、後から振り返ればこうすれば良かったとのお話をまとめます。

不採用1:大手出身の人間は中規模会社から警戒される・・・

一番最初に受けたのがこの中堅ドイツ系医療系の会社。会社規模は数百人規模。マーケティング職の募集とのことで、自分の出身業界は違えど、職種的にはマッチしていたこの会社。

正直、この会社のことは面接まで知らなかったが、調べてみるとドイツ系の小回りが利く雰囲気がよさそうで、個人的にも面接前から期待していました。

いざ面接に臨むと、人事の方と、日本を取り仕切っている日本人社長の方。面接では一通り自分の経歴を3分くらいで紹介。自分の経歴にも一定の評価をしてくれた様で、面接も順調に進んでいた。

雲行きが怪しくなったのは後半。

面接官
あなたの経歴はわかりました。ただ一点、心配な点があります。それはあなたが大手出身ということです。うちの様なこじんまりした会社は、大手と違って、ほとんど全ての事をやらなくてはいけません。あなたはこうした小さい組織に適応できますか?

と聞かれました。一瞬ひるみましたが、気を取り直して、

あささ
大丈夫だと思います。大手と言いつつ、海外駐在時には小さい組織として「何でも屋」をやっていました

と説明しましたが、相手の不安をぬぐう事ができなかった様です。その後いまいち納得してないまま終わり、数日後結果は「ご縁がありませんでした」と。

教訓
面接を受ける前に、以前の所属会社と面接を受ける会社のサイズ比較をしよう。そして、自分がどうそのサイズ感の違いに適応できるかの答えを用意しよう

不採用2:失敗談での「自分の失敗」「自分のやった事」は明確に

ここでの面接はかなりのプレッシャーを感じました。面接官が無表情に淡々と無表情に質問を連発してきたからです。若干、柔らかめの答えをしても全く乗ってきてくれませんでした。そんな張り詰めた空気の中、面接官から質問がきました。

面接官
今までの失敗談を話してください
そこで私は、アジアでプロジェクトを落とした話をしました。

すると、「それは誰の責任でしたか?」と。

事の発端は品質問題。品質に起因して営業として自分のできなかった事の話をしました。そして後日来た結果は「不合格」。理由は「あなたは、他責傾向があるから」と。

教訓
失敗談を語るときは、どういう状況であれ「自分の責任」と「その中で自分がやった事」を明確に

不採用3:会社の求めている役割と自分のできる事とのミスマッチ

ここでは、わりかし早めに勝負の分かれ目がきました。それは、「会社の求めている役割」「自分のできる事」とのミスマッチです。

特に自分はマーケティングでの応募、一言にマーケティングと言っても幅広いです。

  • 商品企画系
  • 広告、広報系
  • 事業戦略系
  • M&A系

などなど。ありがちなのは、同じマーティングと言われても、自分はM&Aの経験はないので、会社の求めている役割がM&Aであれば秒殺で面接終了です。

また、応募要件が「業界経験必須」となれば、異業種からの転職者は一撃で終了です。

こうした事は、面接前の「応募要領」読めばわかるじゃんと思う人が多いと思いますが、実際は「業界経験必須」と書きつつ、いざ面接すると、こだわりはなかったり、応募要領と本当に求めている事が違う事が多々有ります。

教訓
会社の求める役割と自分のできる事のマッチングは大切。でも、実際に会ってみないとわからない事もある。とりあえずは面接に行ってダメだったらスパッと諦めましょう

まとめ

面接での失敗経験と教訓をまとめてみました。いかに準備しても、実際に面接に臨まないとわからない事は多々有ります。結局は、

あささ
準備は入念に。ダメだったらご縁が無かったと諦めましょう。そして、失敗があれば素直に認め次回の面接に向けて改善しましょう

 

 

 

 

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