ちょっと前の話になりますが・・・・
私の台湾駐在時代にNHKのど自慢: 台湾大会がありました。この「台湾のど自慢、自分の台湾駐在の思い出の中での、大きく記憶に残るイベントでした。
また、思い出だけではなく自分のマーケティングのノウハウが発揮できたイベントであります。仕事以外でこう言ったノウハウを使って喜んでいるのも問題かもしれませんが・・・。
もくじ
In 台湾 NHK「のど自慢大会」開催
この台湾のど自慢。東日本大震災のとき、台湾の方々が日本に250億円もの義援金を募ってくれたお礼の一環として開催された経緯があります。

応募人員オーバーの大激戦
この台湾のど自慢、1,480組応募があり、この数字は今まで最高だったブラジル・サンパウロ大会の674組を大きく上回る人気だったとか。ここから、予選に向けて250名までに絞って、さらに本番に向けて25名まで絞る。つまり本番まで行くには2%以下の狭き門。
- 全応募者: 1480組(過去最高)
- 一次審査(書類審査)通過:250名
- 最終合格者(ステージ歌審査):25名 (2%以下)
書類審査の秘策
まず最初の難関は書類審査。質問は、
- 参加応募の動機
- 参加メンバーの関係
等々、一般的な事。そこで私は考えました。
こののど自慢の参加募集枠は?そこで私が考えたのは以下の3つ。
- ゲスト持ち歌枠
- 台湾・日本友好枠
- エピソード枠
ゲスト持ち歌枠
ここはゲストにちなんだ出場枠。ちなみにこの日のゲストは小林幸子と吉幾三。この枠にハマるためこの二人の歌を選ぼうと考えました。
結果論ですが、ステージ歌審査の際、小林幸子、吉幾三持ち歌を選んだ人はかなり多かったです。みんな同じ事を考えるんですんね・・・。
台湾・日本友好枠
続いては、台湾・日本友好枠。これはせっかく台湾でのど自慢をやるなら、台湾・日本友好のシンボル的な存在が受かるのではと考えました。そこで思いついたのは・・・

と決めました。
エピソード枠
ヒントがのど自慢の応募書類に書いていました
と。つまりは番組が盛り上がりやすいエピソードが大切。これは、歌い終わった後のインタビューで面白そうなエピソードを言えるかという事。そこで志望動機には
- 私は台湾駐在して友達がいなかったです
- でも台湾人スタッフと一緒にカラオケに行って、みんなと打ち解ける事ができました
- そこで「うたのちから」を感じました
と。ちなみに「うたのちから」とはその年の紅白歌合戦のテーマでした。そこに引っ掛けてみました。
書類通過の結果
っという3つの要素を織り込んでみた結果、見事書類審査に通りました!!
二次審査(ステージ審査)通過 → 本戦参加
書類を通った後はステージ審査。
後は、
- 勢いあるのみ
- 歌は二の次
- 一番大切なのはインタビューをいかに盛り上げる
かだけを意識して結局、二次審査も通過。見事、本戦参加となりました。本番が感慨深いものがありました。
まとめ
こうしてみると、戦略的にエントリー申し込みをしてうまくはまったケースです。また、自分のマーケィングの知識が機能したという事で、
