早期退職まとめ記事で触れましたが、私の以前所属していた会社、部門の経営が傾き早期退職募集、固定費削減を余儀なくされました。
その流れから、私の所属していた部門は早期退職を募集。事務所内では激震が走りました。そのとき周りがどういうリアクションをしたか経験談を交えてお話します。
まず、言っておきたいのはこれらの判断は各人のもので何が正しい、悪いという事はありません。あくまでも選択は個人の状況にて選択するものです。なので、良し悪しではなく、タイプが分かれるという理解でお願いします。
もくじ
早期退職募集は新聞報道で知る・・・
自分の会社、所属部門そろそろ、やばいな。周りの動きも変だなというのは前のブログで触れました(参考記事:傾いた会社の見極め方)。
さて、実際に会社が早期退職を募集したのは、日経新聞の朝刊で知りました。(確か)こういうのって、噂ベースではよく流れますが確定情報って新聞報道が多いんですよね。
私の妄想の中では、この手の話でありがちな流れは、
- 経営傾いている
- その部門を処分する話が、進む
- 正式発表前に、会社側が新聞にリークする
- 新聞報道でドォーんと報道される
- その報道を受けて、会社側は以下の様なコメントをリリース
こうして、既成事実、世間での空気感を使ってから満を持して、社員に正式発表を取られる傾向もあります(全てのケースではありませんが)。
という事で、

4つのタイプに分類できる
さて、発表された早期退職。もちろん、職場は大騒ぎです。
と言っても、明らかに騒ぎ立てるわけどもなく、トイレでコソコソ、廊下でコソコソなど。あまり開けっぴろげに事務所でこの話題をしませんでした。まあ、日常業務はやり続けなくちゃいけないし、早期退職募集条件に入っていない人もいるし微妙ですよね。
そんな中、それぞれのリアクションは自分が思うに4つのタイプに分別できると思います。
1. 積極的残留:強い意志を持って残留 厳しい環境下でも経営立て直しを
まずは、「積極的残留」。これは強い意志を持って、その会社に残る方々。
その部署で重要なポジションについている方、その環境下に満足している方々が、信念を持って残留するケース。経費削減、人員削減等の難しい経営環境下、強い意志を持って今後経営を立て直していくという強い意志が必要です。
2. 消極的残留:
次は、「消極的残留」。これは会社、この状況に満足している訳ではない、でもな・・・というケース。
感覚的にこのケースの多数を占めているような。また、定年退職まで秒読みに入った方々は、この選択が多い傾向にあります。
3. 消極的退社
次が、「消極的退社」。これはかなりレアなケース。
というのが典型的ケース。独身、身軽な方はこういう選択肢を取りやすいですが、家族持ちはこの様な選択肢はほぼいませんでした。
4. 積極的退社
最後に「積極的退社」。これは強い意志を持って、退社する方々。
との傾向。転職の方向性が決まっていたり、今まで温めていた全く違うキャリアチェンジを挑戦しようという方々が多かったです。この選択をするには、しっかりとした前準備、計画が必要です。
まとめ
早期退職発表時のリアクション4つのタイプをまとめてみました。
結局、何が正しいという事はありませんが、傾向は出ると思います。私の周りでは感覚的に「2. 消極的残留」が多かった様に見受けられます。
ただし、こうした選択も、会社の残された体力、周りの環境に大きく左右されるのであくまでも参考として捉えてください。